武蔵野まりん動物病院ブログ blog

ウサギ・モルモット・デグーの不正咬合【武蔵野市・三鷹市の動物病院】

ウサギ・モルモット・デグーの不正咬合【武蔵野市・三鷹市の動物病院】

1.はじめに

武蔵野市・三鷹市・小金井市・調布市・西東京市地域の皆様、こんにちは。犬・猫をはじめ、ウサギ・デグー・インコなどの様々なエキゾチックアニマルを診察する「武蔵野まりん動物病院」です。

ウサギ・モルモット・デグー・チンチラなどの草食小動物にある、切歯(前歯)と臼歯(奥歯)は生涯伸び続けます。
本来は牧草をしっかり噛むことで自然に歯がすり減りますが、何らかの理由で噛み合わせが崩れると歯が異常に伸びてしまい、その状態を不正咬合と言います。

不正咬合は放置すると
・食欲の低下
・よだれが止まらない
・体重減少
・口の中に傷ができる
・頬に膿瘍ができる
などといった症状がみられるようになり、最終的には命に関わってしまうため早期発見がとても大切です。

今回は当院における実際の不正咬合治療の方法とその症例をご紹介します。

2.当院における不正咬合治療の方法

基本的な治療としては、専用の器具を使用して「歯を綺麗に整えること」です。

    

切歯(前歯)の処置

当院では専用のダイヤモンドディスクを用いて切歯を削ります。
細かい部分を整えるために専用のニッパーを併用することもたまにありますが、ニッパーのみで切歯を切ろうとすると歯根部に負担がかかり、縦割れするリスクがあります。
切歯だけの処置であれば麻酔をかけずに行えることが多いです。

    

臼歯(奥歯)の処置

臼歯の処置は専用のドリルや臼歯用鋏を使って行います。
基本的には麻酔をかけて行うことが多いですが
・手前だけの不正咬合
・麻酔のリスクが高い
などと判断した場合には麻酔をかけずに行う場合もあります。

3.実際の不正咬合治療の実際の症例

実際の症例をご紹介します。

【ウサギの不正咬合】


処置前

本人から見て左上の臼歯が外側に、左下の臼歯が内側に伸びています。

処置後

かなり整いました。

    

【モルモットの不正咬合】


処置前

本人から見て左上の臼歯が下側にかなり伸びています。

処置後


かなり整いました。

    

【デグーの不正咬合】


処置前

本人から見て左下の臼歯が内側に伸びています。

処置後


かなり整いました。


4.まとめ

不正咬合治療はやること自体は簡単に見えるかもしれませんが、一歩間違えると歯肉や舌の裂傷、顎の骨折や脱臼を引き起こしてしまいますため、実際はとても細かい技術が求められます。
当院ではウサギ、モルモット、デグー、チンチラの不正咬合治療を頻繁に行っています。
中でも最近はデグーの症例が最も多いです。

よだれや食欲不振など気になる症状がある子はもちろん、セカンドオピニオンに関しても積極的に受け入れておりますので、是非お気軽にお頼りください。


♦地域の皆様向けに、当院におけるエキゾチックアニマル診療を解説しています。ご興味がある方はこちらも確認ください。
エキゾチックアニマル診療【武蔵野・三鷹・小金井・調布・西東京地域の皆様】
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