猫の飲水量を増やす方法オススメ3選
オススメ3選
1.はじめに
武蔵野市・三鷹市・小金井市・調布市・西東京市地域の皆様、こんにちは。犬・猫をはじめ、ウサギ・デグー・インコなどの様々なエキゾチックアニマルを診察する「武蔵野まりん動物病院」です。
診察時に猫の飲水量を増やすにはどうしたら良いかとご相談を受けることがあります。
猫はもともと、水の少ない砂漠地帯に祖先をもつ動物です。そのため、犬と比べると積極的に水を飲まない傾向があります。
しかし、飲水量が少ない状態が続くと、
・排尿回数が減る
・尿が濃くなる
といった変化が起こりやすくなります。
その結果、膀胱炎や尿石症、腎臓病などの腎・泌尿器系のトラブルを引き起こす原因になることがあります。
また、水分摂取量が不足すると、便の水分量も減り、便秘になりやすくなることもあります。
病気の予防という観点からも、猫の飲水量はとても大切です。とはいえ、「お水をたくさん飲んでね」と言葉で伝えることはできません。
そのため飼い主様にお家で工夫していただく必要があります。
今回は、猫の飲水量を増やすためにご自宅で実践しやすい方法を獣医師の立場からご紹介します。
猫の飲水量が少なくて心配、どうしたらいいか分からない、そんな飼い主様の参考になれば幸いです。
2.猫の飲水量を増やす方法
普段あまり水を飲まない猫の場合、飲水だけでなく食事から摂取する水分を増やすことも重要です。ウェットフードは水分含有量が多く、自然と水分摂取量を増やすことができます。
ドライフードを主食にしている場合でも、1日1食だけウェットフードにする、トッピングとして少量混ぜるといった方法でも効果が期待できます。
猫はとても繊細な動物で、お水の容器の違いが飲水量に影響することがあります。
一般的に、
・プラスチック製よりも陶器やガラス製
・ヒゲが当たりにくい広めのお皿
・床に直置きよりも少し高さのあるもの
を好む猫が多いとされています。
お皿を変えただけで、急にお水を飲む量が増える子も珍しくありません。
また、ごはんの場所と少し離して置く、複数箇所に水飲み場を作るといった工夫もおすすめです。
どうしてもお水を飲まない場合は、お水を飲むきっかけ作りとして味をつける方法もあります。ちゅーるを少量溶かす、ウェットフードの汁を少し混ぜるなどは、飲水量を増やすための一時的な方法として有効です。
また、当院で扱っている経口補水液も、水分補給を目的としておすすめできる場合があります。
3.まとめ
健康な猫が1日に必要とする飲水量の目安は、体重1kgあたり約40〜60mlとされています。
・便が硬い
・便秘気味
・尿検査で「尿が濃い」と言われた
こうした猫では、飲水量を増やすことで改善が見られることがあります。
ちょっとした環境の変化や工夫でお水を飲むようになる子もいるので無理に飲ませるのではなく、飲みたくなる環境を整えてあげることが大切です。飲水量について気になることがあれば、些細なことでお気軽にご相談ください。
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