【スタッフのつぶやき】臨床行動学のセミナーに参加してきました!
【スタッフのつぶやき】臨床行動学のセミナーに参加してきました!
武蔵野市・三鷹市・小金井市・調布市・西東京市地域の皆様、こんにちは。犬・猫をはじめ、ウサギ・デグー・インコなどの様々なエキゾチックアニマルを診察する武蔵野まりん動物病院の獣医師の鈴木です。
先日、都内で開催された日本獣医動物行動学会シンポジウムに参加してきました。
みなさんは「動物行動学」という言葉を聞いたことはありますか?
動物行動学とは、動物の行動を科学的に理解し、その背景にある原因を考える学問です。
特に臨床行動学では、「問題行動」と呼ばれる行動の中に病気やストレスが関係していないかを考え、その子に合った対応や治療方法を探っていきます。
今回のシンポジウムでは、皮膚科疾患や眼科疾患に関連する動物の行動をテーマに、各分野の専門の先生方による講演が行われました。
例えば、
・過剰な舐め行動は皮膚疾患なのか心因性なのか
・視覚障害を持つ子が感じる不安や行動の変化
・痛みや違和感が原因となる行動の変化
など、身体の病気と行動の関係について多くの興味深いお話を聞くことができました。
動物は人と違い、言葉で体調や気持ちを伝えることができません。
そのため私たち獣医師は、
どんな行動をしているのか、いつから変化があったのか、お家ではどんな様子なのか
といった行動のサインから、体の不調やストレスの原因を探っていきます。
診察の中でも、飼い主様から教えていただくお家での様子が、治療の大切なヒントになることがとても多くあります。
また今回のシンポジウムには、獣医師や愛玩動物看護師だけでなく、動物ケアスタッフ、トリマー、トレーナーなど、さまざまな職種の方が参加されていました。
視覚障害を持つ動物の生活をどのように豊かにするか、心因性の自傷行動を示す子にどのようなアプローチができるのかなど、一つのテーマを多職種の視点から考えることができ、とても勉強になりました。

今回学んだ内容の中には、
・お家での動物さんとの関わり方
・動物さんのストレスを減らす工夫
・投薬が難しい子へのアドバイス
など、日々の診察にすぐに活かせそうな知識もたくさんありました。
今回の学びをこれからの診療にも活かし、飼い主様と動物さんたちが少しでも安心して生活できるようサポートしていきたいと思います。
「最近のうちの子の行動が気になる」
「これって体調と関係あるのかな?」
など、気になることがあればぜひお気軽にご相談くださいね。